ラクラクプログラミング

どんなに複雑で時間がかかる作業も必ず自動化できます

行・列の変数名は『i』・『j』でなくプログラミング学習上は『行』・『列』がおすすめ

プログラミングのWEBサイトなどで、VBAExcelを編集するサンプルプログラムを見ていると、行の変数名に『i』、列の変数名に『j』をつかったプログラムを散見します。変数名に、『i』や『j』をよくつかうのは慣例的なものであって、別にそれが最適なわけではありません。

数行程度のサンプルプルグラムならば、『i』や『j』をつかっても、それが行の変数や列の変数を意味することが直感的にわかります。だけど、業務系プログラムを組むときは、行の変数は読取行・書込行・参照行等多数になることもあり、また、列の変数も読取列・書込列・参照列等多数になることもあり、更に、行や列の目的以外につかう変数も多数になることがあります。そうなってきたとき、『i』、『j』、『k』、『l』、『m』、『n』等の変数をつかっていたのでは、それぞれの変数名が意味するものが何なのか直感的にわからなくなり、プログラムの誤り(バグ)の原因へとつながりかねません。

VBAで、変数の名前を決めるときは、文字(英字、数字、日本語文字)をつかいます。

Excelマクロガイド(セル操作)-Cellsの行番号と列番号を変数で指定 参照

VBAでは、変数名を日本語文字にすることもできるのです。

せっかく、VBAでは、変数の名前に日本語文字をつかうことができるようになっているのだから、プログラミングを学習するときは、変数の名前に日本語文字をつかってみましょう。

行の変数名は『行』としてみましょう。

そして、読取行・書込行・参照行の変数名は『読取行』・『書込行』・『参照行』としてみましょう。

列の変数名は『列』としてみましょう。

そして、読取列・書込列・参照列の変数名は『読取列』・『書込列』・『参照列』としてみましょう。

そうすると、それぞれの変数名が意味するものが変数名そのものとなり、それぞれの変数名が意味するものが何なのか直感的にわかります。

きっと、プログラムの誤り(バグ)も少なくなることでしょう。

プログラミングを学習する際、VBAで行・列の変数の名前を決めるときは、日本語文字をつかうことをおすすめします。

emgdcell.pgseminar.com

 

 

また、Pythonで、変数の名前を決めるときも、文字(英字、数字、日本語文字)をつかいます。

Python-xlwingsガイド-rangeの行番号と列番号を変数で指定 参照

Pythonでも、変数名を日本語文字にすることもできるのです。

せっかく、Pythonでも、変数の名前に日本語文字をつかうことができるようになっているのだから、プログラミングを学習する際、Pythonで行・列の変数の名前を決めるときも、日本語文字をつかうことをおすすめします。

pythonxlwings.pgseminar.com