セルとは、Excelでデータの入力や表示に使うマス目のことです。
そして、一つ一つのセルは、Excel表の中でたてのラインを表す列とよこのラインを表す行の位置で指定することができます。
セルを下方向に一行ずつ、あるいは、右方向に一列ずつ進めながら、セルの位置を指定し、場合によって、セルの値を読みとったり、書きこんだり、セルの書式を変更するというようなことを、全てパソコンに任せることでできたら、人の作業はボタンを押してその操作を起動するだけとなり、それだけで立派なExcel表を創り出すことができるようになります。
このようにセルを思いのままに動かすことができるようになれば、手作業で3日かかっていたようなExcelの操作でも、3分で終わらせることも可能になります。
セルを思いのままに動かす魔法のようなものが、Excelには標準装備されています。
それがマクロです。
『Excelマクロガイド(セル操作)』は、まだ Excelマクロを組んだことがない方へのプログラミング入門書を目指しています。
きゅう先生とすぐるくんの会話方式を取りながら、セルとは何かから初めて、Excelマクロのプログラミング技術を一歩ずつ積み上げていき、最終的には、セルを下方向に一行ずつ、あるいは、右方向に一列ずつ進めながら、セルの位置を指定し、場合によって、セルの値を読みとったり、書きこんだり、セルの書式を変更するというようなことが自由自在にできるようになることを目標としています。
『Excelマクロガイド(セル操作)』を最初から最後まで読みながらマクロを書いて実行することを、繰り返し実践していただければ、Excelマクロをつかって、Excelを思いのままに動かす技術をマスターすることができます。
その技術を学業や業務に活かすことで、一人でも多くの方に、思いのままに明るい未来を創り出してもらえれば幸いです。
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